外壁塗装を選びのポイント<業者選びから、塗料や色まで>

そろそろ外壁の塗りなおしをした方がいいのかな?と思っても、どこに相談をしたらよいのかわからない、どう進めたらよいかわからない場合も多いもの。今回は、外壁塗装業者の選び方から、塗料や色を選ぶ際のポイントまでをご紹介します。

業者さんで決まる外壁塗装の仕上がり

外壁塗装は、業者さんによって仕上がりに大きな差が出てしまいます。
業者さん選びは慎重に進めたいポイントです。

外壁塗装は、ハウスメーカーなどの大手業者やリフォーム業者や工務店、地域の塗装業者さんと様々な規模の依頼先があります。

ハウスメーカーに依頼する

一戸建ての場合、家を建てた際のハウスメーカーさんに相談するという方法があります。
担当者がついていれば、連絡するだけの手間ですみます。

ハウスメーカーさんの多くは、地域の塗装業者さんを下請けとして依頼をしています。
マージンが発生するため、当然費用は高くなりがちです。
しかし、見積もりや補償内容も明確で、安心感や信頼感を求める方にはおすすめです。

リフォーム業者や工務店へ依頼する

外壁塗装のみでなく、家の他のリフォームも兼ねて施工する場合は、リフォーム業者さんや工務店さんにまとめて相談する方法もあります。
他の箇所と合わせて施工を済ませてしまえるのは、時間的にも費用面でもメリットがあります。

大手のリフォーム業者さんへ相談することもできますし、地域のリフォーム業者さんや工務店さんに相談することもできます。
どちらの場合も、外壁塗装は自社で行う場合は少なく、地域の塗装業者さんを下請けとして依頼をする場合が多いです。
自社職人が施工するという場合も、塗装専門の職人かどうか見極める必要があります。資格の有無などを確認しましょう。

地域の塗装業者へ依頼する

地域の塗装業者へ直接依頼ができれば、上記の依頼先のようにマージンがかからないため費用は安く済ませることができる場合もあります。
また、地域密着型の業者の場合は、すぐに相談に乗ってもらえますし、近隣でも評判も確認できます。
この場合、大手ハウスメーカーやリフォーム業者さんの下請けとして実績を持っているところもありますので確認しましょう。

外壁塗装業者3つのチェックポイント

チェックポイント1 資格の有無

外壁塗装には「塗装技能士」という国家資格があります。
1級から3級の段階に分かれており、実務経験年数により受験資格が決められています。
1級では実務経験7年以上、2級では実務経験2年以上が受験するために必要です。
試験は学科と実技両方で行われるため、経験が問われる試験となっています。

外壁塗装自体は、この資格を持っていなくても営業できてしまいます。
塗装業者を選ぶ際には、この資格の特に1級を持っている方に担当してもらうのがよいでしょう。

チェックポイント2 施工事例

最近では、塗装業者さんもホームページを持っているところも多いです。
そこに、施工した事例が掲載されているか確認しましょう。
地域の塗装業者さんの場合は、上記にご紹介したように大手メーカーさんの下請けとしての実績を持っていらっしゃることもあります。
ホームページに記載されていなくても、打ち合わせの際に見せていただくのでもよいと思います。
大手メーカーさんの下請けとしての事例をお持ちかどうかもポイントです。
大手メーカーさんからの受託件数が多ければ、それだけ信頼されている業者さんということになります。
ホームページに記載されていなければ、打ち合わせの際に確認してみましょう。

チェックポイント3 保証内容

外壁塗装は、自社でアフターサービスとして保証がついていたり、加盟団体の保証が付く場合もあります。
保証をつけてもらえる業者を選ぶ方がよいのですが、その保証の範囲もきちんと把握しておきましょう。
無料で保証してもらえる範囲や条件は、業者さんにより異なります。
有料になる範囲は、いくらくらいになるのかも合わせて確認しておくと安心です。

あとは誠実な対応をしてもらえるかといった品質も、業者さん選びの大切なポイントです。
納得いくまで相談に乗ってもらえるか、信頼できるかをご自分の目で確かめてください。
対応や金額に不安を感じたら、必ず相見積もりをとり、信頼できる業者さんを探してくださいね。

塗料の選び方

業者さんが決まると、見積もりのために塗料を選ぶ必要があります。
外壁塗装の種類でもご紹介した通り、塗料にはいろいろな種類があり、その種類により価格も様々です。
金額だけで決めてしまうのではなく、家の状態にあった塗料を選ぶことが大切です。

塗料を選ぶ際には、事前に要望をまとめておきましょう。

塗料選びに影響する主な項目はこちらの5つです。
・いくらかけられるか
・外壁塗装を施工したい箇所
・防カビや遮熱など付帯機能
・色みやイメージ
・次はいつ塗り替えたいか

塗料として一番使われているのは「シリコン系の塗料」ですが、家の状態や材質により向き不向きがあります。
要望をまとめておき、一度ハウスメーカーさんや業者さんへ相談をしてみましょう。
無料で外壁診断を行っている業者さんもありますので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

外壁塗装の種類については、外壁塗装の種類はどんなものがある?神奈川県藤沢市の塗装会社が解説!でもご紹介しています。

失敗しない外壁塗装、色の選び方

最後に、色を選ぶ際のポイントをご紹介します。
外壁塗装において、色選びは家のイメージを決める重要なポイントです。
色見本を見ても、家全体で塗装した場合をイメージしづらく悩まれる方も多いものです。

まずは、近隣の家や業者さんの施工事例を見て、自分のイメージを膨らませましょう。
気になる家があれば、業者さんに確認してもらい、色や塗料を教えてもらうのもよいと思います。
気になった色は、必ず大きな見本で屋外で確認しましょう。
室内の電気の下と太陽の下では、色見が違って見えることもあります。
また、玄関やサッシなど外壁の付帯部分の色とのバランスも考慮を。
付帯部分を差し色にするのか調和させるのかで、家のイメージが変わりますよ。

色を選ぶ際には、下記5点のポイントを押さえて、業者さんに相談してみてくださいね。
・どんな色がいいかイメージを家族で具体化する
・手元の見本だけでなく、拡大したものを屋外で確認する
・塗装部分だけでなく、それ以外の付帯部分とのバランスを考える
・自分の家だけでなく、周りの家とのバランスも考慮する
・メーカーサイトのカラーシュミレーションなどを活用する

まとめ

今回は、外壁塗装業者さんの選び方から、塗料や色を選ぶ際のポイントについてご紹介いたしました。
外壁塗装は、業者さん選びで仕上がりが変ってきてしまいます。
費用も高いものですし、信頼できる業者さんを探してみてくださいね。
最近では、地域の業者さんでもホームページで施工事例や会社情報を公開している企業も多いです。ぜひ自分で調べてみてください。

塗料や色は、ぜひ仕上がりの希望イメージを業者さんに伝えて相談してください。
上記でご紹介したポイントを考えておくと、業者さんとのやりとりもスムーズに進むはずです。
納得のいく業者さんを探すには、相見積りをとってみるのもおすすめです。
手間はかかりますが、業者さんのホームページをみて問合せをしたり、一括問合せができるサービスもありますので参考にしてみてください。

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